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めっきできる基材の大きさのこと

こんにちは。「神戸のめっき会社・共和産業」代表取締役社長、鈴木教永です。

 

今回の説明は、先に結論を申します。

 

共和産業でめっきできるもっとも大きいサイズは「1800x900」になります。

 

ちょうど、この写真のロッカーの前面と同じサイズです。

 

 

先日、弊社会議室にテレビ会議用のモニターを導入しました。

 

営業所はともかく、本社では複数の者が同時に参加することがほとんどで、

 

その場合従前はノートPCに向かって肩を寄せ合うようにして参加していたのですが、

 

それではあまりにも窮屈だということでモニターを購入しました。

 

TVも見られますがそれがメインの目的ではないので値段優先で

 

Ama○on購入しましたが、4K対応の60インチが53800円でした・・。

 

ちょっと安すぎではないかなぁ、と色々考えてしまいました。

 

 

 

さて今回は、弊社でめっきできる基材の大きさについてご案内したいと思います。

 

弊社で行うめっきは光学部品の金型へのめっきが多く、

 

基本的には手のひらに乗るサイズが中心です。

 

メインで使用するめっき槽は1トンのめっき槽です。

 

家庭用のお風呂が200~300リットルですので4台分ほど、でしょうか。

 

その1トンサイズのめっき槽を複数台順繰りに運用しています。

 

ただ、母材の大きさや点数によっては1トンには入りきらないため、

 

1トンのめっき槽のほかにも3トン、6トンのめっき槽があります。

 

最大で6トンですが、ただ、6トンと言ってもピンとこないと思いますので、

 

めっき槽の画像をお見せしたいところですが、めっき槽には色々工夫があり、

 

直接画像でお見せすることが出来ません。

 

ですので今回は、めっき槽に投入できる基材の大きさを画像で示して

 

イメージをつかんでいただけたら、と思います。

 

 

まず基材の長さが何処まで対応可能か、です。

 

その例として、弊社でご依頼を受ける長いものでよくあるのは、ロールです。

 

ロールと言いましてもいろんなサイズがあります。

 

実際めっきしたものを写真で見ていただきたいのですが、

 

残念ながらめっきする品物はすべてお客様のもので勝手に写真を載せられません。

 

(またほとんどすべての場合、頼んでも断られます。(´・ω・`))

 

ですので、大きさのイメージを伝えられるように、品物を選んで撮影しました。

 

トイレットペーパーサイズ

(144㎜と治具付き)

トイレットペーパー4個つなげたサイズ

(114㎜*4=456㎜)

トイレットペーパー8個つなげたサイズ

(114㎜*8=912㎜)

弊社の玄関にも展示している、たびたび登場するΦ200x1300サイズ

(これは弊社のものですので写真を載せられます)

さらには冒頭にもご説明した、「1800x900」サイズが

 

弊社のめっき槽に投入できるMAXサイズになります。

 

そしてこの大きさになるとクレーンを用いて移動させなければならないですが、

 

そのクレーンの耐荷重量は3トンとなっております。

 

つまり全長1.8メートル以内で基材重量3トン以下が、

 

弊社で対応できる基材の長さ・重さになります。

 

めっきできる材質はステンレスだけでなく銅やアルミにもめっき可能です。

 

膜厚は、10μから400μほどまで対応可能です。

 

大きなものをめっきしてくれるところが無くてお困りの際は、

 

どうかお気軽にお問い合わせください。

このブログを書いた人

鈴木 教永

代表取締役