ハイノップ(精密無電解ニッケルめっき)
「ハイノップ」は共和産業が独自に開発した、様々な材質に対応する、高品質・高密着力・厚付けも可能な無電解ニッケルめっきです。
共和産業が独自に開発した無電解ニッケルめっき「ハイノップ」は、
非球面レンズ・導光板・各種光学ミラーなどの光学金型をはじめ、
半導体製造装置やフッ素ガスなどへの耐腐食としてのめっきなど、多様な目的に対応できるめっきです。
めっき種類 | 無電解ニッケルリンめっき「ハイノップ」 |
めっき膜厚 | 最大2200㎛の実績あり |
ピット・ピンホール | 無し |
膜厚管理 | 1㎛単位で対応可能 |
硬度 | 熱処理なし 540Hv(HRc52) |
200℃ 3時間 560Hv(HRc53) | |
結晶構造 | 非晶質;熱処理によって結晶化(非晶質なため、加工が容易に行えます) |
マスキング(部分めっき) | 対応可能 |
めっき可能材質 | SUS 鉄 アルミ チタン セラミックス ガラス CFRPなど |
主要用途 | レンズ金型 導光板金型 各種ミラー 各種チャック 医療用マイクロ流路 半導体製造装置部品 耐腐食性ガス etc |
超厚膜めっきが可能
ノンピンホール・ノンピット
光学金型にあってはならないめっき皮膜のピット・ピンホールは、ハイノップめっきにはありません。
素材を選ばない
SUSや鉄はもちろん、アルミ・チタンのような難めっき素材や、
セラミックスやガラス、CFRPのような非金属素材に対しても、密着性を維持しためっきが可能です。
様々なサイズの基材に対応可能
針金のような細い基材から、全長1.5メートルのロール、対角60インチのプレートまで、
様々なサイズの基材にめっきできます。
マスキング対応が可能
マスキング専門スタッフにより、お預かりした基材の状態に合わせて適切な方法でマスキングいたします。
部分めっき(肉盛めっき)が可能
マスキングによって、特定の箇所にめっきを施す部分めっきが可能です。
また、ミリ単位の厚膜が可能で、膜厚も1㎛単位で管理できることから、
基材の寸法調整のためのめっき、肉盛めっきも対応可能です。
短納期
共和産業の向上は24時間稼働しており、届いた基材はすぐにめっき処理できます。
めっき加工例 導光板金型(凸型レンチキュラー駒)
めっき加工例 フィルム転写用超精密ロール金型
ハイノップ加工サンプル A
ハイノップ加工サンプル Aです。
ハイノップ加工サンプル B
ハイノップ加工サンプル Bです。