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【興味が可能性を広げる。ニーズをつかみつつ、チャレンジを楽しんで】代表取締役社長 鈴木 教永

他社が「できない」と言うようなことも
引き受けてみれば、独自の技術につながっていく

代表取締役社長 鈴木 教永

「他社が手を出しにくい、ニッチな分野を狙う」というのが私たちの基本姿勢です。新しいめっきの技術をゼロから提案。このスピリットで、これまで歩み続けてきました。そのために難易度の高い問い合わせはもちろん、他社が「できない」と言うような案件にもすすんで取り組んでいます。その積み重ねによって技術力がアップ。顧客に育てていただいたと言ってもいいかもしれません。

共和産業は社員が30数名という小さな会社です。大切なのは顧客対応にしても、社員同士でも、コミュニケーションを密にすること。顧客とは「困ったときは聞いてみよう」「他の事業部についてもお願いしたい」と声がかかるような関係を築き、製造と技術の部門は経験や会話で引き出しを増やし、営業部門はそれを把握して、社内コミュニケーションをとりまとめて成長をめざします。これからの人材についても、新しいものづくりを周囲とともにめざせる方を望んでいます。

プラスになることなら自由に取り組める社風。
興味を持って、何でもチャレンジしてほしい

代表取締役社長 鈴木 教永

共和産業には転職入社のスタッフが多く、新卒入社の場合でもオリジナリティーを持った会社をめざして当社を探し当て、応募してくる人がいるという特徴があります。興味や意欲を持って入社しているだけに、チャレンジを楽しめる人が目立つ職場。技術職なら理学部や工学部の化学系学科出身が多いこともあって、空き時間を見つけては、気になることを実験してみて伸びているところが心強いですね。

興味とは、可能性を広げる大きなきっかけです。営業、製造、研究それぞれに、自分から興味を持って動いてほしいと考えています。社員に任せることを重視しているため、指示待ちではなく自分から動く人を評価しますし、そのために自由度が高く、モチベーションがアップする環境を大切にしたいです。

今後もアンテナを大きく広げ、
喜ばれているという誇りをもって前進を

代表取締役社長 鈴木 教永

私が就任したのは2016年ですが、会社が創業してからは70年が経過しています。祖父が工業薬品の卸業としてスタートした会社を、現会長の父が継ぎ、私で3代目です。

ここ10年前を振り返っただけでも社会は激変し、めっき事業も加工する品物がどんどん変わっています。これからの10年間はもっと予想がつきにくく、見通しをもつことは難しいでしょう。だからアンテナを十分に張り、必要とされているものを次から次へと一つでも多く提案するなかで独自性を打ち出す姿勢です。最初は試作が1点でも、10倍、20倍と可能性が広がることもあるので、小さなお付き合いも大切にしていきたいと考えています。

長く務める社員が多いのは、どの部署にいても顧客からの感謝が実感でき、満足度が高いからではないでしょうか。会社の規模や知名度ではなく、自分たちの仕事ぶりが信頼されているという誇りを持って、仕事のクオリティを高めていってほしいですね。